省エネ基準説明義務化セミナー
こんにちは、石井です。
今回は、2021年4月から施行予定の「省エネ基準説明義務化」に向けて
セミナーに行ってきました。
開催者は毎度お世話になっているリクシルさんです。
場所は熱田区にある国際会議場でした。
初めて来たので、
オブジェの写真を撮っておきました。
さて今回のセミナーテーマでもある「省エネ基準説明義務化」とは、
簡単に言えば、300㎡未満の小規模住宅・建築物において
「外皮性能」「一次エネルギー消費量」の2点を省エネ基準を
満たしていることを書面でお客様に説明しなければならないという法改正です。
今までは、「努力義務」といってできるだけ省エネ基準を満たしてくださいね~
だけだったみたいです。
そもそもの背景として「COP21パリ」において国際的に地球温暖化対策として
CO2の削減を目標に掲げたことが起因しています。
日本は2030年までに26%削減しなければならないそうです。
私も初めて知りましたが、各セグメント(工場、車、発電所等)がある中で
住宅が一番CO2を排出しているみたいです。車よりもです、、、。
地球の為に頑張らないとですね。。。
確かにCO2の削減は良いことだとは思いますが、
今回のセミナーで少しネックだと思った点が2点あります。
①相対的に住宅のコストがアップしてしまう点
②今回の義務化はリフォームやリノベーションも対象になる点
それぞれ具体的に見ていきましょう。
まず①においては、弊社の外断熱であれば問題ないのですが、
従来の仕様からスペックアップする必要が出てくる可能性があります。
また、省エネ基準を満たしていることの証明書類の作成が必要になってくるので、
その分余分に人件費等がかかってきます。
それらの費用負担はあくまで建築主であるお客様になってしまいます。
②においては、リフォームやリノベーションをやる場合も同様に、
「外皮性能」「一次エネルギー消費量」を書面で説明する必要があります。
例えば、かなり前にお家を建てて図面をどこかに無くしてしまっている方にとっては
建物の大きさや使用している部材等の確認作業が必要になってくるので
お金も時間も余分にかかってしまいます。
上記のようにコストがかかってしまう分
補助金等が支給されることになるとは思いますが、
それにしても少し厄介だなと思いました。
まだ不確定なことも多いのであまり大声では言えないですが、
省エネ基準説明義務は建築主さんが書面で必要ないと示せば省略できるそうです。
ただ、今回のこの義務化ができたことによって
今後の住宅のほとんどが性能を数値で表示できるようになります。
性能を数値化された家とされてない家では、
売却の時に差が出てきそうなので安易に省略はしない方が良いと思います。
そんなこんなで、
私からお勧めしたい事としては、
「既存図面がない方は早めにリフォーム・リノベーションしてしまいましょう」です。
まだ未確定なことが多いとはいえ、
2021年4月以降にリフォーム・リノベーションすれば
建築費が安くなる可能性はほとんどないからです。
(助成金が増える可能性がありますが、相対的なコストは高くなると思います。)
弊社はリフォームもリノベーションも承っておりますので、
お気軽にご連絡ください。
概算見積承ります!!
是非お問合わせください。
オフシャルサイトはこちら
ironhomes design【アイアンホームズ】
重量鉄骨造・外断熱・高気密・遮熱・デザイン
今回は、2021年4月から施行予定の「省エネ基準説明義務化」に向けて
セミナーに行ってきました。
開催者は毎度お世話になっているリクシルさんです。
場所は熱田区にある国際会議場でした。
初めて来たので、
オブジェの写真を撮っておきました。
さて今回のセミナーテーマでもある「省エネ基準説明義務化」とは、
簡単に言えば、300㎡未満の小規模住宅・建築物において
「外皮性能」「一次エネルギー消費量」の2点を省エネ基準を
満たしていることを書面でお客様に説明しなければならないという法改正です。
今までは、「努力義務」といってできるだけ省エネ基準を満たしてくださいね~
だけだったみたいです。
そもそもの背景として「COP21パリ」において国際的に地球温暖化対策として
CO2の削減を目標に掲げたことが起因しています。
日本は2030年までに26%削減しなければならないそうです。
私も初めて知りましたが、各セグメント(工場、車、発電所等)がある中で
住宅が一番CO2を排出しているみたいです。車よりもです、、、。
地球の為に頑張らないとですね。。。
確かにCO2の削減は良いことだとは思いますが、
今回のセミナーで少しネックだと思った点が2点あります。
①相対的に住宅のコストがアップしてしまう点
②今回の義務化はリフォームやリノベーションも対象になる点
それぞれ具体的に見ていきましょう。
まず①においては、弊社の外断熱であれば問題ないのですが、
従来の仕様からスペックアップする必要が出てくる可能性があります。
また、省エネ基準を満たしていることの証明書類の作成が必要になってくるので、
その分余分に人件費等がかかってきます。
それらの費用負担はあくまで建築主であるお客様になってしまいます。
②においては、リフォームやリノベーションをやる場合も同様に、
「外皮性能」「一次エネルギー消費量」を書面で説明する必要があります。
例えば、かなり前にお家を建てて図面をどこかに無くしてしまっている方にとっては
建物の大きさや使用している部材等の確認作業が必要になってくるので
お金も時間も余分にかかってしまいます。
上記のようにコストがかかってしまう分
補助金等が支給されることになるとは思いますが、
それにしても少し厄介だなと思いました。
まだ不確定なことも多いのであまり大声では言えないですが、
省エネ基準説明義務は建築主さんが書面で必要ないと示せば省略できるそうです。
ただ、今回のこの義務化ができたことによって
今後の住宅のほとんどが性能を数値で表示できるようになります。
性能を数値化された家とされてない家では、
売却の時に差が出てきそうなので安易に省略はしない方が良いと思います。
そんなこんなで、
私からお勧めしたい事としては、
「既存図面がない方は早めにリフォーム・リノベーションしてしまいましょう」です。
まだ未確定なことが多いとはいえ、
2021年4月以降にリフォーム・リノベーションすれば
建築費が安くなる可能性はほとんどないからです。
(助成金が増える可能性がありますが、相対的なコストは高くなると思います。)
弊社はリフォームもリノベーションも承っておりますので、
お気軽にご連絡ください。
概算見積承ります!!
是非お問合わせください。
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