風景を楽しむ家 【稜線を望む家】





現地に着いてまず感じたことは「遠くの山の稜線がきれいに望める」ということでした。
住宅街のはずれに位置し、南側の住宅より6m近く高台になっているこの敷地に建つ住宅には、この景色を活かすべきだと感じました。

閉鎖された玄関アプローチに入ると南側まで家を貫通したVOID空間があり、視界には向こうの山の稜線が額に切り取られたように望める景色が広がる。そこを「通り庭」と名付け、リビングの延長としての半屋外スペースとして、読書をしても、景色を眺めても、子供と戯れてもいい、風を感じる良い気持ちいのいい空間を設計しました。


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